2006年11月15日 12:47 written by Teisuke Morimoto
今シーズン中盤より流れた噂の一つに、『鈴木雷太が引退するらしい』というのがあった。実際に、今シーズンの走りは精彩を欠き、昨年の全日本チャンピオンは苦しんでいた。最終戦の青森は現場に姿を見せたものの欠場し、ますますその噂の信憑性を高めることとなった。サイクルモード大阪でその真相を確かめるべく、インタビューを行った。
BD:とりあえず・・・今シーズンお疲れ様でした
雷:ありがとうございました(笑)
BD:今年の成績は結局・・・トップ10には入っていない?
雷:ダメだね。トップ10どころか30番とか40番台とかじゃない?さすがに40番台ってことはないかな?
BD:じゃぁ、エリートで走り出してから最低?
雷:BSで登録してから過去最低。最高順位も過去最低だし、ランキングでもそうだし、全部が最低だったね。
BD:その辺の原因というのは?
雷:まぁ・・忙しかったのもあるし、レース会場にいても心ここにあらずだったね。それが一番じゃない?
BD:その辺の悪い影響がチームメイトの辻浦選手にあった?
雷:あったね。それはもう間違いない。辻浦が今シーズン悪かったのは100%その辺の影響だね。だって、8月の終わりの青森直前に色々片が付いて、辻浦はスパッと走ったからね(2位)。
BD:じゃぁ、少なくとも引退はしないと?
雷:引退はしないよ。一回、数人のトップ選手と全日本選手権の時に、これが最後だって握手したことはあったけど、最後だって言うのを又聞きした選手から漏れてるんだけど。
BD:その時点では実際にレースを走るのは最後だと言う気持ちだった?
雷:いや、俺は乗り続けたいんだけど、そのーーー今までのスタイルって100%レースじゃん?全日本があって、世界で何番で走るかって言うのがポイントだったから、全日本選手権に全身全霊すべてをかけるスタイルで走るのは最後って意味だったんだけど。
BD:その最後っていうのが一人歩きして引退と?
雷:そうそう。
BD:その辺の苦悩というのはraizou.comの日記でも垣間見えましたが・・
雷:(笑)ギリギリでね。そこは契約事項のデリケートの部分の話だったから書きたいことも書けなかったり。実際書いたこともあるんだよ。半日くらいの期間。でも削除した文字もあったしね。
BD:そう言う噂の足の速さというか、影響力に驚かなかったですか?
雷:それは凄いね。だってさ。M(大手問屋)さんの担当のAさんがすぐ電話してきたもんね。どうすんのって。ショップさんでも知ってる所もあったし、そこからチーム員に伝わったり、凄い早いよね。サイクルモードでも来年どうするんですか?とか質問とか励ましとか多かったね。
BD:台北ショーに行ってインターバイクに行ったから余計そう思われた?
雷:うん、それは業界の人もそれが裏付け見えたんじゃない?
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インターバイクからの帰途、ラスベガスの空港から日本に飛ぶ早朝。今年は草レースなどイベントにも積極的に参加した。
BD:少なくとも来年を走る気持ちにはなって来た?
雷:そうだね。新しい選手も入るかも知れないし、そう言った体制作りとかね。色々あったんだけどね、この問題って30過ぎ位からずっと考えてきたことなんだよね。選手を辞めた時にどうするかって言うのが一切見えていない。今の選手は誰でも。そう言うのも踏まえて、俺とか竹谷とかノグネンが上手くステップアップする道筋を立てて行かないとダメなんじゃないかな?それはもう、業界の問題だね。
BD:来年は走ります!と?
雷:ちょっとずつ(笑)走ります!でも100%全日本じゃなくて、大滝は出ると宣言しようと思っていて。自転車を楽しんでいる人たちと触れたいなと。レースで速く走ることも大事だけど、もっと快適に走る情報などを発信していきたいね。
BD:具体的な来年の目標は?
雷:とりあえず国内で大滝は優勝したいね。一番の物差しはJシリーズになっちゃうんだけど、そこは表彰台は行きたいね。
BD:NORBAは?
雷:ちょっとまだ行くは分からない。行きたいんだけどね。可能ならマラソンのワールドカップに出たいなと。まだ日本人は誰も出ていないし新しい活動でモチベーションも保ちやすいから。世界戦もあるし、マラソンの方は来年ベルギーだし。
BD:最後に、ファンの皆さんに
雷:どうもご心配をお掛けしました。鈴木雷太は元気です!スポンサーには感謝の一言だね。みんな来年もやりたいって言ってくれてるから、本当にありがとうの一言に尽きるね。
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