2008年01月15日 20:12 written by Teisuke Morimoto
DHライダー、内嶋亮が代表を務めるダイナコからリリースされ、内嶋本人もプロデュースに携わっているDVDmagazine aroundはそのシンプルなパッケージとは裏腹に、非常に内容濃く仕上がっている。
aroundは2007年Jシリーズの全てを網羅したDVDマガジンで、特筆すべきはDHI全5戦に加え、XCO全7戦、全日本選手権を収録していることだ。シーズン前編の1.0、後編の2.0の2本に渡っており、1.0にはXCO1〜4戦、DHI1〜2戦、全日本選手権DHIまで、2.0にはそれ以降を収録する。
J1、全日本選手権の全てを網羅したDVD作品は日本初で、歓迎すべきことだ。特にXCでは複数台のカメラが投入されており、多々なアングルからレースの展開をチェックすることができる。XCのレースをチェックすると色々な発見がある。竹谷賢二の肘を張ったライディングスタイルはサム・ヒルを彷彿とさせるし、小笠原崇裕の下りはとてもスムーズで格好いい。
トップXCライダー全般に言えることだが、どのライダーも圧倒的なテクニックを持ってる。Jシリーズのコースにもハイスピードの難易度の高いセクションが設置されており、ハードテイルのバイクで、しかもレーススピードで駆け抜ける姿は感動的でさえある。これは、トレールライディングの愛好家に取っても、多いに参考になることだろう。
また、幾つかのレースは悪天候下で開催されており、トップライダーのライン取りも多いに参考になる。轍ができている所をただ走るのでは無く、大胆ライン取り、荒れていない楽なラインなど、クリエイティブなライン取りで驚かせてくれる。そして、機材面でも、フロントサスペンションがちゃんと仕事をしているのを目にできる。ペダリングロスを恐れてカチカチのセッティングにしているのでは無く、選手によっては驚くほどソフトにインナーチューブが擦動するのを目にすることができるのだ。
もちろん、DHのレースも凄い。全ての現場に足を運んでいる筆者でも、思わず「おっ!」と思って巻き戻して再度見てしまうこと数回、とにかくJシリーズに参戦しているライダー、富士見パノラマにシーズン中は足繁く通っているライダーは必見だ。前編の1.0にはボーナスとして、鈴木雷太によるXCライダーのインタビュー、栗瀬裕太によるDHライダーのインタビューが収録されており、トップライダーによる肉声は貴重なものだ。後編にはフォトグラファーの鈴木英之氏によるスライドショーが収録されている。今年は五輪イヤーだ。八幡浜で五輪選考会が開催されるとも言われており、1.0で復習するのもアリではないだろうか?冬真っ盛りだが、熱くさせてくれる作品だ。
DVDmagazine around #1 trailer 1.0
around 1.0
本編41分+ボーナス
希望小売価格: 4,000円[税込]
around1.2
around 2.0
本編48分+ボーナス
希望小売価格: 4,000円[税込]
取扱元
DYNOCO.jp
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bikedaily.net/mt/mt-tb.cgi/658
« 2008年SPECIALIZED RIDER発表[プレスリリース] | メイン | 『MEGALOMANIAC JAM』についてのご案内[プレスリリース] »