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インターバイク2007特集[中編]

2007年10月19日 16:12 written by Teisuke Morimoto

アウトドアデモを紹介した前編に続き、インターバイクショーの模様をお届けする。それでは中編をどうぞ。



今年のインターバイクショーからはインデペンデントファブリケーションが撤退、入り口から右奥に位置する小規模なカスタムビルダーが多く出展するエリアも大幅に減り、替わって台湾、中国ブースが規模を拡大した様にも感じた。しかし、今年初めて出展するメーカーなども多く、ある人はインターバイクを絶賛し、ある人はインターバイクを嫌うが結局は9月末にはそのどちらもがラスベガスに吸い寄せられる。その辺りにインターバイクのパワーを感じさせられる。


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古くからのBMXファンには懐かしいUNI。サドルはヤグラの調整ができないものの、超軽量。


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2008年が最初のシーズンとなる、コルセア。ワシントン州に本拠を置く。スペシャライズドになどに籍を置いた人物がスピンアウトして立ち上げた。このバイクはスロープスタイルがターゲット。


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こちらはデザイナーのパブロ。祖母が日本人とのこと。


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ウィックド・レーシンのディレーラーガイド。シマノ、スラムなど各社のFメカ用に設計されており、フロントの変速が可能だ。Fメカにチェーン落下防止機能を追加すると考えていいだろう。


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アパレルメーカーのSWOBOがバイクをリリース。


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大学の研究所に所属するCVTの専門家が展示したCVTを内蔵したカーボン製オールマウンテンフレーム。フレームはさて置き、CVTのシステムには大手のメーカーも興味津々で、多く関係者が説明を聞くためにブースを訪れていた。下の写真で説明を受けているのはスラム関係者。インターバイク・イノベーション賞を受賞


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なんと、このエスカレードはあるロードチームのチームカーなのだ。


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このムルシェラゴ同じく。


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そのチームとは定価が1本300ドルのデザイナー・ジーズンメーカー、ロック&リパブリックがスポンサーのチームだ。CEOのマイケル・ボールがトラックレーサーだったということから自転車レースに愛着があり、このチームを結成したという。


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顔面にトライバルのタトゥーを入れてチームを解雇になった選手をチームに迎え入れるなど、全てが型破りのチームだ。バイクはルックを使用する。


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今年のツールの覇者、コンタドールが使用するジロのアイウェア。


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こちらはジロのゴーグル。DHや4Xはもちろん、スロープスタイルではゴーグルを使用するスタイルが主流になっているため、ゴーグルのマーケットはまだまだ伸びるだろう。


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タイタスの新作、チタンのフロントトライアングルにカーボン製バック


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ヴィシャスのマンボサンと名付けられたスティールバイク。スポークに付けられたバッジを見て欲しい。このホイールは650Bのリムを使用した、27.5インチサイズだ。タイヤはパナレーサーが協力してペゼンティのブランドでリリースされている。カーク・ペゼンティというポートランド在住のデザイナーが27.5インチを推進している。アメリカでは29インチのバイクがマーケットを席巻しているが、29erは背の高いライダーのためのバイクと言ってもいいだろう。日本では一般的に170cmあれば問題無い、とされているが、これはエキスパートレベル以上のスキルがあればの話。一般レベルで考えると、175cmは欲しい所だ。170cm以下の人であれば、ほとんどがベタベタに下げられたサドルに逆ライズのステム、という仕様になるため、バイクの見た目がどうしてもクールといは言えないセットアップになってしまう。背の小さなライダーでも、ビッグホイールの恩恵に与ることが可能なのが27.5なのだ。既存のフロントフォークが使用でき、チェーンステイの長さもほとんど変わらない。26と29の美味しい所取りができるのだ。ナショナルタイヤの宮路氏によると、「650Bは日本人にとって最適のサイズ」ということだ。


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こちらはソマが展示した650B採用のSS仕様。メッキのステム、ベンドの大きなフラットバーとのマッチングは最高だ。


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650Bのローランド。ユニクラウンフォークが登場する以前の、80年代前半のMTBのフォルムを持つこのバイクを乗りこなすことができれば仙人級だろう。デザイナーは幼少時代の難病により聴覚を失っており、手話の通訳を交えてバイクの説明を受けた。温もりを持つ、不思議なバイクだ。


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NJSメーカーのバブルはまだまだ続く。メーカーがイニシアチブを取って動いているのでは無く、コラボレーション企画ばかりが注目されてる状況が続くが、未来はあるのだろうか?


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スラムは昨年展示したようなアート作品は無かったものの、SIDのフルモデルチェンジを祝い、新しいキャラクターのバルーンが上げられていた。


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ブラックボックス・モーションコントロールが搭載され、インナーチューブ径が32mmにアップして課題だった剛性もアップ。最上級のワールドカップは1425g。


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スラム製内装変速ハブを使用した同軸サスペンションのキャノンデール製片持シティーコミューター。


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スポット・ブランドはポリチェーンと呼ぶベルトに300kgのハーレーを吊して強度をアピール。


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スポット・ブランドのカーボンドライブ採用のシティー・コミューター。ハンドルバーがオシャレだ。


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こちらは右側のエンド。2重構造になっており、切り欠きからポリチェーンを装着する。


後編に続く


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