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Jシリーズ XCO#7 瀬女大会レポート

2007年10月16日 15:32 written by Teisuke Morimoto

10月14日、DHIの翌日にXCOの今季最終戦である第7戦が開催された。


ここ瀬名のXCコースは急な登りが少ないことで知られ、全体的にフラットと言えるコースだ。しかし、4Xコース横の下りや、その後の森の中のシングルトラックを抜けたセクションなど、部分的に非常にテクニカルなエリアもあり、レースで疲労した選手を苦しめることになる。


エリート女子は女王、片山梨絵がパンクを喫してパンク修理にも失敗。ポイントを稼ぐため、パンクしたタイヤで半周ほどレースを強行するが、先頭を独走する矢沢みつみは遙か前に。結局はリタイヤ、DNFとなった。片山は悔しさのためかメカニックに抱きかかえられるようにしてブースに戻った。Jシリーズの総合王者は逃したものの、10月28日のXCO J2修善寺大会で優勝を果たすと白馬大会をアジア戦参加のためキャンセルしているため計算対象の7大会を消化しておらず、修善寺で75ポイントの積み上げが可能となるため、ナショナルランキングのタイトルは獲得可能だ。


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DHの末政実緒と同じように、国内のレースで負けたことがニュースとなる片山。


優勝した矢沢みつみのコメント
このコースはJシリーズの中でも一番好きなコースです。そこで初めて優勝することができて本当に嬉しいです。一つ残念なのは、最後まで梨絵ちゃんと走れなかったことです。今日は朝から凄く調子が良くて、いいバトルができると思っていましたが、また来年に持ち越しです。来年女子みんなでいいバトルができればいいと思っています。


Jシリーズ総合優勝を決めた中込由香里のコメント
Jシリーズの大会数が減って転がり込んで来たチャンピオンの座で、真のチャンピオンとは思っていませんが、たくさんの方々の支えが無ければとてもこの場所に立つことはできませんでした。去年は怪我をして走れなかったので、今年は思いっきり自分の好きな自転車で思いっきり走れるが嬉しく思います。この高い場からみなさんに感謝の気持ちを述べることができて嬉しく思います。本当にありがとうございました。


男子エリートは鈴木雷太、野口忍がこのレースを最後のJCF公式戦と決めたことにより、スタート前に花束贈呈が行われ、2人は最前列からのスタートとなった。レースは山本幸平が飛び出し、竹谷賢二、山本 和弘、小野寺健、辻浦圭一 らが追いかける展開となる。レース終盤には小野寺、辻浦が竹谷を振り切って2名のセカンドパックとなり、辻浦が先行、小野寺が追う。


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スタート前にはセレモニーが行われた。



小野寺を振り切るため必死の走りを見せる辻浦。


最終周では山本がさらに攻めの走りでペースアップを図り、そのままゴール、Jシリーズ初優勝を遂げた。


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山本幸平、初勝利。


辻浦と小野寺は最終コーナーまでデッドビートを繰り広げるが、辻浦はわずかなリードを保ち続け、そのままゴール、ブリヂストン・アンカーのワンツーフィニッシュを達成、師匠である鈴木雷太を最高の形で見送ることになった。


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スリリングな勝負を制した辻浦。


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3位となった小野寺。


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お兄ちゃんより先に優勝しちゃった、と4位でゴールした実兄、和弘に言った山本幸平。


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今季、圧倒的な強さを見せた竹谷賢二は5位となるが、問題なくJシリーズ王者に輝く。


3冠を決めた竹谷賢二のコメント
今日のレースのみたいに若い選手がどんどん延びてきて、第二、第三のライタ、野口君を生んで、若い選手がどんどん増えて日本のレベルが延びればいいなと思います。そう言った土壌を作って頂く皆さんの大会に掛ける思いを、これからも宜しくお願いします(最後は号泣)。


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表彰式後にセレモニーを行った鈴木と野口。彼らの偉大な功績に敬意を表したい。


フォトギャラリーはこちら
http://www.flickr.com/photos/bikedaily/sets/72157602414712265/show/


エリート女子リザルト
1位 矢沢 みつみ SY-NakSPECIALIZED 1:44:28.18
2位 中込 由香里 SY-NakSPECIALIZED 1:50:12.38
3位 深井 薫 Team BMC 1:59:22.38
4位山本 佳苗 Team BMC 2:00:35.77
5位 重兼 みゆき 焼鳥山鳥Racing -2laps


エリート男子リザルト
1位 山本 幸平 チームブリヂストンアンカー 1:56:11.05
2位 辻浦 圭一 チームブリヂストンアンカー 1:57:21.87
3位 小野寺 健 SUBARU GARYFISHER 1:57:23.97
4位 山本 和弘 キャノンデール・ディアドラ 2:00:12.49
5位 竹谷 賢二 チームスペシャライズド 2:01:58.26
6位 門田 基志 TEAM GIANT 2:04:28.70
7位 柴田 健太郎 チームスペシャライズド 2:04:52.00
8位 江下 健太郎 チームMXサルサ 2:05:28.96
9位 竹ノ内 悠 TREK 2:08:12.02
10位 松本 駿 TREK 2:08:40.37


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