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シングルスピード世界選手権(SSWC)スコットランド大会

2007年09月18日 15:44 written by Teisuke Morimoto

9月の第2週目にスコットランドのフォートウィリアムにてマウンテンバイク世界選手権が開催されのは周知の通りだが、第1週目にフォートウィリアムから100km離れた同じスコットランドでも世界選手権が開催されたのはほとんど知られていない。


この世界選手権とはシングルスピード世界選手権(SSWC)と呼ばれる大会で、もちろんUCIの公認した大会では無いので非公認の世界選手権となる。どちらかと言うとシングルスピード愛好家のお祭り的な要素が強い、肩の力が抜けたイベントのようだ。今年の開催地がスコットランドに選ばれた経緯も非常にユニークで、2006年のストックホルム大会の飲み比べで勝利したスコットランドが開催地を決める権利を獲得したということだ。この次期開催地を決める勝負でさえも毎年違った方式が採用されるという適当さだ。しかも、勝者にはトロフィーの代わりにタトゥーが義務づけられている。


ACthree-amigos.jpg
http://www.adamcraig.net



この勝負により、次回の開催地が決定された。


レースは300人がエントリー、ルマン形式で一斉にスタートして1周6.6kmのコースを5周回する。スタートからはファイヤーロードの登りが続き、マディーなキャンバー、木の根、岩などテクニカルなセクションも含まれるコースだった。多くのライダーが森の中でピットストップしてビールを摂取し、その助けを借りて走ったという。あるライダーなどはバイクにサウンドシステムを組み込んで、音楽を流しながら走った。



アメリカから数人の現役トップライダーが参加した。アダム・クレイグとカール・デッカーのジャイアントチームコンビと、2度のシングルスピード世界選手権チャンピオンに輝くトラビス・ブラウンだ。クレイグはカットオフしたデニムのジャケットとジーンズというレースキットで参加し、デッカーはスコットランドの民族衣装であるキルトで参加。ジャイアントコンビはこのレースキットでも他を寄せ付けない走りを見せ、クレイグが優勝、2位にデッカー、3位にブラウンとアメリカ勢が表彰台を独占した。クレイグはこのコースを大変気に入り、「毎週永遠にここでレースができればいいのに」とまで述べている。表彰式はもちろんビールと共に行われ、最悪のヘルメット賞、ベスト髭賞などユニークな賞がライダーに与えられ、優勝したケリ・エミットとアダム・クレイグは町で入れた真新しいタトゥーと共に表彰式に現れ、そのままフォートウィリアムで開催される世界選手権へと移動した。次回はアメリカのMTB発祥の地からほど近い、カリフォルニア州ナパにて開催されるということだ。サンフランシスコからのアクセスが非常に良いため、日本からも是非参加して貰いたいものだ。


SSWC 2007
http://www.sswc2007.com/


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