ホーム > ニュース

世界選4X 決勝

2007年09月09日 07:03 written by オオイシ コウジ

世界戦4X決勝は、現地時間7日20時、ナイター照明の下、大勢のギャラリーを集め開催された。

コースは、ミニDHコースの様だった昨年のロトルアと比較すれば標高差も無く、クラシカルなタイプと言えるが、抜きどころも多く、スタートからゴールまで目の離せないレースが展開された。

フルゲート64名に満たない41名の争いとなった男子決勝ラウンドは1/16ファイナルからスタート。1/8ファイナルに進出出来ない僅か5名の中に、ギド・チュッグが含まれる様に、序盤から波乱含みの展開となり、なんと1/8ファイナルでは、昨年度のチャンピオン、ミカル・プロコップがペダルを踏み外し早々と姿を消してしまう。

続く1/4ファイナルではカミル・タターコビック、ジョージ・アサートン、セドリック・グラシア、ヨースト・ウイックマン、フィリップ・ポルクらが敗退。グラシアは、コース中盤でクラッシュし、手首を骨折。DHの出場は不可能となってしまった。

そしてセミファイナル。第1ヒートは、予選トップタイムを叩き出したロマ・サラディーニ、DH、4Xともに成績を出しているジャレッド・グラベス、そして開催国イギリスのスコット・ボーモント、オランダのヨーグ・メイヤー。序盤からグラベスがリードし、安全圏まで後続を引き離したかに見えたが、終盤のジャンプの着地でパンクして失速。2番手に着けていたサラディーニと、メイヤーがファイナルへと駒を進めた。

第2ヒートは、最大のライバルであるプロコップの緒戦敗退により、4度目のタイトルがかなり現実的となったロープス、チェコのトマス・スラヴィック、スイスのロジャー・リンダーネヒト、スペインのラファエル・アルバレスの4人。ここでなんとロープスがスタートに失敗。3人の背中を追う展開となってしまう。しかしここからロープスは驚異的な追い上げを見せ、まずはアルバレス、そして終盤にはスラヴィックをパス。リンダーネヒトに次いで2位でゴールしファイナルへ進出した。

ファイナルのスタートゲートに並んだのは、イン側からサラディーニ、ロープス、リンダーネヒト、メイヤー。スタートは4人ほぼ同体だったが、1コーナー手前でロープスが僅かにサラディーニの前に出る。サラディーニはインに詰まる形で失速、後続の2人も行き場を失い、リンダーネヒトとメイヤーがクラッシュ。ここで完全にロープスが一人リードする形となり、4度目の世界タイトルを手に入れた。

女子のファイナルは、2004年、突然BMX界から参戦し、世界選タイトルを奪ったヤナ・ホラコヴァ、05、06年とタイトルを取っている最強女子4Xライダーのジル・キントナー、全米チャンピオンのメリッサ・ビュール、ワールドカップ優勝経験もあるアネケ・ベルテンの4人の対戦。ホラコヴァとキントナーの対決に注目が集まるが、なんとスタート直後に体勢を崩したビュールがホラコヴァを巻き込む形でクラッシュ。キントナーが労せず3年連続のタイトルを手にした。日本からただ一人参戦の末政実緒はセミファイナルで敗退するも、スモールファイナル(5-8位決定戦)では会心の走りを見せ5位となった。

なお今回のレースは、Freecaster.tvで全世界に向けてライブ配信された。9日夜にはDH決勝も中継される。


Result Men's 4X

Final
1 Brian Lopes (USA)
2 Romain Saladini (FRA)
3 Jurg Meijer (NED)
4 Roger Rinderknecht (SUI)


Small Final
5 Rafael Alvarez De Lara Lu (ESP)
6 Tomas Slavik (CZE)
7 Scott Beaumont (GBR)
8 Jared Graves (AUS)


1/4 Finals
9 Kamil Tatarkovic (CZE)
10 Mickael Deldycke (FRA)
11 Gee Atherton (GBR)
12 Johannes Fischbach (GER)
13 Cedric Gracia (FRA)
14 Joost Wichman (NED)
15 Filip Polc (SLO)
16 Lewis Lacey (GBR)

Result Women's 4X

Final
1 Jill Kintner (USA)
2 Anneke Beerten (NED)
3 Melissa Buhl (USA)
4 Jana Horakova (CZE)


Small Final
5 Mio Suemasa (JPN)
6 Rachel Seydoux (SUI)
7 Joey Gough (GBR)
8 Caroline Buchanan (AUS)



Full Result :Union Cycliste Internationale


このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bikedaily.net/mt/mt-tb.cgi/577

« Team G Cross Hondaは今季で終焉か? | メイン | 世界選DHエリートはサム・ヒルとサブリナ・ジョニエが二連覇 »

この記事のトラックバック

Powered by
movabletype
movabletype