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ガン・リタ・ダールがMTBレーサーオブザイヤーに選ばれる

2006年12月31日 13:12 written by Teisuke Morimoto

ノルウェイのガン・リタ・ダールとフランスのジュリアン・アブサロンがVeloNews AwardsのMTBレーサーオブザイヤーに輝いた。


アブサロンはアテネ五輪、世界選手権、UCIワールドカップを制覇しており、文句無しの成績を残している。35才のガン・リタは4度目の世界選手権を制し、ワールドカップ通算25勝まで数字を積み上げた。最多記録は90年代の伝説的ライダーであるジュリアナ・フルタドの28勝だが、来年中にこれを達成する可能性が高い。この28勝がいかに凄いかと言うと、ブライアン・ロープスでもDua/4Xを合わせて通算22勝、ニコでも16勝、無敵の印象があるプロコップでも4X通算10勝に過ぎないのだ。


ジュリアナの名前はサンタクルズのバイクの名前としてご存じの人も多いだろう。フルタドのこの記録はワールドカップが年間10戦ほど開催されていた時代に達成されたもので、フルタド自身は自己免疫疾患のために30才の若さでレース界から去っている。しかし、ガン・リタの25勝の内、20勝はこの4シーズンで挙げられたもので、当時は年間6戦が標準であった事を考えると、いかにハイペースでここまで来たか分かる。


「昨シーズンまでこの記録を破れるとは思っていませんでした」
「もしその記録を破れることができるなら、それは長い間破られることの無い記録になるでしょう」
とガン・リタと述べている。


「彼女はジュリの最多記録に迫っています。私はこの時が現実のものになるとは思いもしませんでした」
「現在ではワールドカップの数は減り、他のレースが増えています」
「このようなリザルトと持続性を彼女が保って来たのは素晴らしいことです」
とワールドカップ、世界選手権でそれぞれ3勝を挙げているカナダ人、アリソン・サイダーは言う。


ガン・リタは優勝しなかったことが逆にニュースとなった。フォートウィリアム大会ではパンクのため2kmに渡って走ってバイクを押し、テクニカルゾーンでパンク修理を終えた時点では60位まで順位を落としていた。しかし、14位でレースを終えている。


彼女は2008年の北京五輪まで戦う予定で、五輪二連覇を達成すると1996年と2000年を制覇したパオラ・ペッツォに並ぶことになり、我々は歴史を目撃することになる。しかし、この2シーズンはカナダのマリー・ヘレン・プレモントとトップ争いを演じ、2度に渡って2位に引きずり降ろされており、決して簡単なことでは無いだろう。


2006 VeloNews Awards: MTB Racers of the Year
http://www.velonews.com/news/fea/11400.0.html


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