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NMBSが入札制の導入へ

2006年12月11日 18:01 written by Teisuke Morimoto

少々古いニュースだが、11月2日にアメリカの自転車競技団体であるUSA Cyclingからプレスリリースが出された。


NMBSとは耳馴染みが無い単語だが、National Mountainbike Seriesの略で、アメリカのJシリーズに相当するMTBシリーズ戦だ。昔からのレースファンにとってはNORBAという呼び名の方が馴染み深い。このNMBSが来年、大きく舵を切る。


MTBレースは、エンデュランス、グラビティー、ウルトラ・エンデュランス3種のカテゴリーに分類され、ポイントランキングと賞金が明確化される。この制度はアメリカのロードレースにて既に採用されている。


エンデュランス:
クロスカントリー/ショートトラック・クロスカントリー/タイム・トライアル/ステージ・レース


グラビティー:
ダウンヒル/デュアルスラローム/4X/スーパーD


ウルトラ・エンデュランス
マラソン/ウルトラ・マラソン/12時間レース/24時間レース


これらのレースカレンダーに追加されるレースは、UCIもしくはUSA Cyclingの定めるプロカテゴリーを設定する上で必要である賞金額を満たす必要がある。エンデュランス・カテゴリーはそれぞれ獲得可能なUCIポイントと賞金の違いにより4つのカテゴリーに分類され、グラビティー・カテゴリーとウルトラ・エンデュランスは1つ、もしくは2つのカテゴリーに分けられる。


開催地は入札制度によって決定され、同時に発表されたガイドラインによってプロカテゴリーの賞金に関する必要条件、プロセスなどが発表されおり、NORBAシリーズで馴染みの古い、『クラッシック』なレース会場以外にも門戸が開かれることとなった。


今回の決定で注目すべきは、4クラスが設定されると言う、ウルトラ・エンデュランス・カテゴリーの設定だろう。想像ではあるが、レースのカテゴリーがビギナー/スポーツ/エキスパート/プロと言ったように分類され、しかもレース自体のカテゴリーもUCIランクで4ランクに分類されると言うのだ。近年人気を集める耐久系のレースだが、アメリカで「耐久レースのプロライダー」が大量に誕生する可能性もある。


メーカーや代理店がこれ以上の投資をためらうような様相を呈している日本のJシリーズだが、NMBSのようなドラスティックな改革が求められているかも知れない。


USA Cycling unveils plans for new mountain bike national calendars
http://www.usacycling.org/news/user/story.php?id=2629


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