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全日本選手権XC (SENIOR MEN ELITE)

2006年07月19日 22:38 written by Kenichiro Wada / mentaisports

全日本選手権XCは、竹谷賢二(SPECIALIZED)が、
野口忍(TREK)との熾烈な優勝争いを制し、
2003年以来となる3度目の全日本チャンピオンを獲得した。

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今シーズンのジャパンシリーズで5戦2勝をあげ
ポイントランキングをリードする竹谷に、
骨折による欠場から復帰した野口、昨年の全日本
チャンピオンの雷太がどう挑むのか、
また白石、小笠原らの若手がどう絡んでくるのかが
注目された。

レースは、土曜日の夜から降り続いている豪雨により、
コースの一部が土砂崩れで使えなくなり、コースが
ショートカットされる波乱の幕開けとなった。

シニアエリートに先駆けて行われた、各カテゴリーでは、
ジュニアは竹之内悠(Panasonic)、アンダーU23は
山本幸平(国際アウトドア専門学校)、女子シニアエリート
は片山梨絵(TREK)が
それぞれ今年の全日本チャンピオンを獲得した。

そして、14時スタートした男子シニアエリートは、
スタートで飛び出した辻浦圭一(BRIDGESTONE-ANCHOR)
を野口が追いかける展開でスタートした。

序盤のうちに竹谷とのリードを広げたかった野口が、
得意の下りで逃げ、竹谷が追いかける展開。
しかし、野口は2周目の下りで痛恨のクラッシュ。
ここで逆にリードを広げたい竹谷だったが、
野口もすぐに追走。竹谷と野口のチャンピオンを
賭けたレースはラストラップまで続いた。

トップ争いの1分以上後方では熾烈な3位争いが
繰り広げられた。
辻浦圭一、白石真悟(シマノドリンキング)、
小笠原崇裕(OGA-STYLE.com)、山本和弘
(CANNONDALE)、武井亨介(FORZA・フォルツァ!)が、
表彰台を賭けた争いを繰り広げる。
更に後方からは松本駿(TREK)が追い上げている。

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竹谷と野口のトップ争いは、2周目以降はペースも
落ち着き膠着状態が続く。
ショートカットされ、勝負どころとなるポイントが
少なくなったコースで、お互いに相手の走りをチェック
しながら、勝負をかけるタイミングを探っているようだ。

その膠着状態を破ったのは野口だった。
ラストラップ突入直後のフィードゾーンで、竹谷が
ボトルを受け取る瞬間に満を持してアタックをかけ、
そのまま得意の下りでリードを広げる作戦だ。
もちろん、竹谷もすぐに追走、野口の逃げを許さない。
チャンピオン決定まであと1周、全日本チャンピオンを
決める本当のレースが始まった。

決着は意外な形で終焉を迎えた。
下りでリードを広げようとペースを上げた野口は、
まさかのクラッシュ。そこで竹谷が一気にスパート。
これで野口は1分近い遅れを取り、勝負は決まった。

冒頭でも書いた通り、竹谷賢二の全日本チャンピオン
獲得は3度目。今年の11月で37歳を迎える竹谷は
インタビュー中も、自身のことを『おっさんだから』と笑う。
しかし、その強さは衰えるどころか、年々強さを増している。

ELITE SENIOR MEN RESULT (6.1km x 7LAPS)
1.竹谷賢二 SPECIALIZED 1:52:15.87
2.野口忍 TREK  +1:04.51
3.武井亨介 FORZA・フォルツァ!  +2:07.52
4.山本和弘 キャノンデールレーシング  +3:02.82
5.松本駿 TREK  +3:53.52
6.白石真悟 シマノドリンキング  +6:01.04
7.色川浩樹 SPECIALIZED  +6:34.31
8.門田基志 SPECIALIZED  +7:16.26
9.山辺誠司 チーム埼玉県人  +7:42.04
10.宇田川聡仁 MSC KOWA/SENK  +8:07.98


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