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鈴木雷太 NORBA #4レポート

2006年07月12日 23:24 written by Teisuke Morimoto

開催日 2006/7/8
開催場所 アメリカ合衆国ユタ州ディアバレースキー場
大会名 NORBA#4
天候 快晴  路面状況 ドライ 
使用バイク ANCHOR XCS9
使用タイヤ IRC MIBRO MARTHON 2.25 1.6気圧
結果 −1lap


ソルトレイクシティから見渡せる岩山の谷間をハイウェイで縫って走れば滞在先のパークシティはあっという間に標高2000m。
もともと高所は苦手だけどこの場所は大好きな場所だ。景色もいいし天気もいいし、待ちも小さく過ごしやすい。ただただ空気が薄い事が難点だ。
しかし昨年から状況は多少変わってきている。高所順応が早くなっているような気がする。
今回も二日目までは異様に跳ね上がる心拍数は三日目から徐々に落ち着きを取り戻していった。
レースまでは11日と十分な時間もある。そしてその日程のあとには全日本選手権もあるため、この期間の過ごし方はとても重要になってくる。


雑踏から離れて高所トレーニングも兼ねた遠征。とても充実した時を過ごせた。
ただトラブルもあった。3日目にクラッシュして流血。911でレスキュウも出動したりしてちょっとした騒ぎにもなったけど、仲間たちがトランスレーターとインシュランスアシスタントをきっちりこなしてくれたおかげで、ストレスも抱えることなくすぐに現場復帰をする事が出来た。皆に感謝である。
トレイルマップをポケットのしのばせ2400mの稜線トレイルを走り、インターバルもこなしたりしてレースを迎える。


レースは11.2kmx4周。第1戦のポイントが効いていてまだ3列目でいいスタートが切れそうだ。真っ青な空のなびくアメリカンフラッグ。それにあわせるように流れる国歌。
ゆるーく流れる雲を見つめながら今までの事を想う。そしてその先の4周のことに想いを巡らせる。
研ぎ澄まされた神経にピストルの音が響くと同時にコースイン。すぐに右でクラッシュ。それを避ける形で小競り合いがあったけど、細かく逃げ回り20番手ほどで登り始める。
高所に慣れたといっても苦手のスタートに高所でキツイ。酸素前借に注意して苦しいときは少し弛めて走行。定位置の20番手から続く集団で走る。途中で「25位」と応援に混ざって得る情報から前を見据える。下りは砂埃が凄くて何も見えない。ブレーキで出来た溝もひどくなりコースアウトするライダーも多い。目の前のライダーも飛び出したがブッシュに押し戻されて自分とクラッシュ。順位を少し下げたけど、まだまだ数珠繋ぎだ。


2周目へ入りややバラける集団だけど、前はすぐそこ。押さえつつ、そしてあまらせないように調整しながら走る。長い登りを終えて楽しい下りへ。1周目よりライダーも減りスムーズに集団は流れる。気を抜けばコースアウトだけど、集中して蛇のようにうねる一員として走る。そしてロックセクションに入った時に前走者がミスコースで岩のひどいところを走った。すぐ後ろでトレースしていたから気がついた時は遅く「ガガンッ、ガガンッ」とバイク2台が岩の上をリムで乗り越えた音がした。


「プシュシュシュッ」と乾いた音が聞こえた。自分じゃないことを祈ったけど、パンクしているのは紛れもなく自分のリヤタイヤだった。ただ一人じゃなくて前のライダーも同じだった。すぐに修理開始。チューブを入れるか迷ったけど、チューブを入れるのには5分位かかる。そうなると勝負にはならない。今年のNORBA開幕戦でもパンクした時は液体シールのおかげでそれほど遅れることなく走りきる事が出来た。
今回もそちらを選択。エアボンベでエアーを補填してすぐに走り出す。徐々に穴もふさがりいい感じだったけど、穴が多すぎた為か下りになるとまた漏れてしまった。持参の2本のボンベを2ストップで使い切ってまた漏れた。困っていたらピットゾーンで顔見知りのメカニックが1本くれた。多分正式にはルール違反だけど審判は見てみない振りをしているからもう1本補填してゴールまで帰ってきた。そしてやっと3周目へ入りすぐのチームピットゾーンでホイールを正式に交換して走り出す。気の遠くなるほど遅れているけど、1周が長い分完走は出来るかもしれない。そう思い込んで走り出したけど、ラストの坂でトップに抜かれてしまい終了となった。


またパンクさせてしまいとても残念だけど、仕方ない。
もう来週は泣いても笑っても全日本選手権だ。
笑ってゴールを迎えれるようにしたいと思う。


ANCHOR  http://www.anchor-bikes.com/
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Written by 鈴木雷太


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